ＪＡ金沢中央　中央支店

ＪＡ金沢中央の新たな支店の計画です。
この新支店は従来の支店機能に加え、本店から共済課や総務課の一部機能を移転し、さらに食販センターの業務も担う複合的な機能を持つ支店です。
1階には農産物直売所、2階には組合員同士の交流や地域住民の利用を促進するためのコミュニケーションスペースを配置し、誰もが気軽に立ち寄れる地域の新たな拠点としての役割を果たす施設となるよう計画しました。
外観は、地域との調和と親近感を意識しつつ、先進性を感じさせるデザインとしています。
地域を包み込むような門型のフレームと透明感あふれるカーテンウォールが建物を際立たせる一方、直売所の前面には大きな庇を設置し、実用性とデザイン性を両立しています。この大きな庇の正面には「稲穂」をイメージした3色の異なる木目調ルーバーをランダムに配置することで、地域の自然や農業文化を象徴的に表現しています。
この施設は、地域住民や組合員の皆さまを温かく迎えるだけでなく、地域社会に密着した利便性と親しみを提供する拠点として、持続可能で魅力ある地域づくりに貢献することを目指しています。

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