金沢市　北部共同調理場

周辺には保育園・住宅があり、これらに圧迫感を与えないよう敷地中央部に建物を配し、 建物形状や高さを工夫することで大きな壁面を抑えるよう考慮しました。 また、施設として必要な煙突や排気塔・室外機などは極力目に触れないよう機能的・経済的な配置計画としています。
建物外装については、色や材質に気を配るとともに周辺環境との調和を保つ目的で樹木を配し、当施設の工場としてのイメージを軽減するよう心がけました。
当施設の給食センターとしての機能が、より効果的で安全に働くよう動線計画・厨房機器配置計画は､ 直線的で単純な計画としました。内装材には、耐久性保守性があり清潔な状態を保つ事が出来るものを選択し、 形状においても凹凸の少ない形状とする事で汚れ防止に努め、より安全で衛生的な給食を提供できる施設を目指しました。
また２階研修室から調理室内部を見る事が出来るようにする事で、児童の社会見学や施設見学にも対応した計画としています。

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