Temperature and humidity & Ventilation
空調を管理する
温度・風のシミュレーションを行うことで
室内環境・空調効率の向上を図る
改善前の空調シミュレーションでは、暖房を使用する際に暖気が天井で滞留し、外気が流入する場所では室温が他の場所よりも低いことがわかります。これに対し、天井ファンを設置することで暖気を下まで循環させ、空調吹出口を増設し寒さを和らげる改善策をとっています。室内の温度と風の検証を行い、建物利用者・設備機器にとってより負荷の少ない計画とすることで、快適な室内環境の実現・空調効率の向上を図ります。
「認定こども園」遊戯室の空調をシミュレーションした様子。上図は空調吹出口を折上げ天井側面に設置した空調(改善前)。
下図では、空調吹出口を増設し、天井ファンを設置したことにより、室内温度分布の平準化を図った。