エントランスから始まる物語、心安らぐ工芸の演出。

(Architectural & Craft Process)
改修計画では、すでにプランが決まっていたこともあり、「この空間・壁に工芸デザインを施したい」といった内容から工芸作家に協力を依頼。施工するにはまず、図面化が必要になるため、工芸作家がフリーハンドで描いた線をCAD化し、曲線のバランスにいたるまで念入りに確認。完成までにはスケッチやパースで確認をとりながらイメージのすり合わせを行った。また、工芸の取り付け方法などについては、施工者も交えて三者で議論しながら検討した。
工芸の制作に入る際には、建築と工芸のスケール感をすり合わせるため、多くのパターン・バランスを検討。また、制作可能なサイズの検討や作品を仕上げるためのスケジュールなど、設計者と現場とでさまざまなことをすり合わせることが重要に。取り付け方法についても事前に施工業者と確認を行い、陶芸側に引っかけるための穴をあけておくなどの工夫を施している。制作された工芸は一点物であるため、特に取り扱いには十分注意して、施工が進められた。
(Collaboration Artist)