社会福祉法人陽風園 本園改築整備事業

社会福祉の祖とされる陽風園の創始者「小野太三郎」氏の意思を未来へと継承するため、老朽化した本園施設の全面的な建て替え事業。
利用者環境充実のための居室の個室化とともに、時代の流れを見据えた独自の「中規模生活単位を想定した施設づくり」を元に計画。
利用者の生活環境のゆとりとなる「光」や「風」・「豊かな緑」など、建物は自然の香る緑空間で覆われた公園に佇む施設となるよう配慮した。
外観は、住宅街に馴染む土色の素朴タイルとアクセントの木調ルーバーによって、全施設が統一された意匠としている。
2010年に基本構想を策定。翌年より順次工事を行いながら実施に向けた基本構想の見直しを重ね、事業完成までに７年余りの月日を費やしたプロジェクト。

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