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WORKS

実績紹介

特別養護老人ホーム つるべ荘
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特別養護老人ホーム つるべ荘

設計年度
2003年
規  模
鉄筋コンクリート造 2階建
備  考
設計プロポーザル最優秀案
近代建築2005 3月号掲載

設計主旨

■新しい型の特別養護老人ホームの始動

 厚生労働省は、4人部屋を主体とした従来の居住環境を抜本的に改善し入居者の尊厳を 重視したケアを実現するため個室、ユニットケアを特徴とする「新型特養」の整備の推進を打ち出しました。 この形態は、今までの病院型の受動志向の高齢者が究極の行き場としての収容的施設から、 入所者に対し自立心を促がし自らの生活を送る上で、介護者が手助けを行う、 また支援していくという入居者主体の生活支援型理念への転換です。
 施設は介護を提供する場ではなく、入居者がマイホームに近い住環境で居住し、 少人数のグループ単位で思いやりのある質の高い介護を受けて生活する施設となるのです。 また、施設には入居者が変化のある生活を営まれるように社会と同様に個人的空間から公共的空間まで 多用な生活環境の確保が求められています。
 このような理念をふまえ、当施設では私から公への4段階の領域を設定し、 領域ごとに位置づけられた空間づくりをコンセプトとしました。
 私的空間となる個室では外壁面を凹凸させ、採光・眺望の有効確保や、 バルコニーへの車椅子対応を可能とするとともに、ファサードに表情をもたらす構成としています。