- 設計年度
- 2007年
- 規 模
- 鉄骨造 地上5階
- 受 賞
- 第32回金沢都市美文化賞
設計主旨
「丁」の名が残る数少ない町である。 下本多町五番丁に建ち、伝統的環境のなか住み慣れたまちなかで安心して介護を受けることができる施設である。
まちなか地域に根ざした施設となることを図り、1階に地域の人々が自由に利用できる大きな地域交流スペースを設けている。
喫茶コーナー、多目的ホール、相談室、家族宿泊室等を併設したこの大きなフリースペースは現代の広見として、 地域と入居者をつなぐかけはしとなる場所となる。
地域交流スペースのインテリアは、都市的な表情を見せるガラスルーバーのファサードとは対比 的に、木をあしらい金沢らしい情緒と落ち着いた風情のある、憩いと交流の場所にふさわしいものとしている。